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2016年8月21日 (日)

在宅ホスピス事例検討会、105回目に。

今日8月20日(土)は、毎月1回の『在宅ホスピス事例検討会』。

今日で105回目になる。10年前から継続している会で、医師、歯科医師、訪問看護師、薬剤師、ケアマネージャ、ボランティアなど多彩なメンバーが参加する。昨年から各回の担当施設を決めてやるようになって、内容も充実し、参加者も増えてきた。
今日はにのさかクリニックの担当。
事例検討は、脳性麻痺で病院、在宅の暮らしを行ってきたR君、33才。
4年間、当院が在宅で担当した。受け持った頃は寝たきりで自分で動くことはできず、言葉も発せなかった。気管切開しており、夜だけだったが、人工呼吸器をつけていた。胃瘻も作っていたが、胃空腸吻合のせいか?利用できず、経鼻胃管を入れていた。
気管切開孔が大きく、気管チューブが抜けやすい。(抜けても、自発呼吸があるので、慌てることはないのだが。
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しかし、本人ももちろんだが、母親が明るい。父親、弟たちも兄を慕って飲みに来る。
そんな底抜けに明るい家族。
訪問看護師、訪問ヘルパー、歯科医、デイサービス、もちろん大学病院、そしてクリニックと多くの事業所や人々が関わって、R君の療養生活を支えてきた。
同時に、看護師のNさんが言ったように、彼に関わる人たちが育てられた、と言えるのか。
これはある意味、全ての患者に言えることかも。
ケアを提供する人たちが、実はケアされているのかも。

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