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2013年8月25日 (日)

バングラ現地訪問を断念

今年もバングラデシュ現地訪問の時期がやってきました。
毎年、8月から9月始めの頃に、現地訪問を行います。
カラムディ村の人々、現地NGOションダニ・ションスタのメンバーも心待ちにしてくれています。
しかし、今年私は、現地訪問を断念しました。
バングラデシュと手をつなぐ会の活動に協力頂き、いつかは自分もバングラデシュに、と行ってくださっている方々には、大変申し訳ない思いです。
ただ、私は参加しませんが、副代表のラフマン・モクレスール、理事の牟田寿と小畑麻央の3人は現地訪問に出向きます。
活動は継続しており、看護学校建設プロジェクトも着実に発展させていきます。
私が今年参加しない理由は、 体調不良 です。
8月初旬から、足首に始まった発疹が、下肢全体、両上肢、腹部に広がり、紅斑となり、膨隆を伴うようになりました。かゆみが強く、夜も眠れないほど。
両下肢は腫れ上がりました。
かゆみと足の腫れを除けば、ひどく体がきついわけでなく、仕事も普通にこなしていました。
バングラ行きまでには治るだろうとたかをくくっていたのですが、お盆になってますます悪化。
お盆休みを利用して(といっても毎日訪問はありましたが)、病院を受診しました。
(お盆休みにも開いている、地域の拠点病院でした。)
多形滲出性紅斑、という診断をいただき、プレドニンなどの内服とステロイド軟膏が開始となりました。
数日は大変でしたが、先週あたりから徐々に改善してきました。
バングラ行きの航空券、バンコクのホテル、ダッカのホテル、現地でのレンタカー予約まで済んでいたので、なんとか現地訪問参加までに、と思ったのですが、いろいろ悩んだ末、断念することにしました。
今年の現地訪問は、当初からいろいろな問題を抱えていました。
何よりも、現地の情勢が不安定です。
5年に一度の総選挙を控え、国内ではホルタル(ゼネスト)が頻発しています。
いつも選挙の年は騒がしくなるのですが、今年はイスラム原理主義の政党の活動禁止問題なども絡んで、一段と騒がしいようです。
首都ダッカの渋滞と騒音・スモッグも大変なものです。
通勤、退社時だけでなく、終日の渋滞が、年ごとにひどくなっています。
貧富の差もますますひどくなっています。
都会のファーストフード店では、金持ちの中学生や高校生が、日本と同じように、ハンバーガーをほおばっています。
一方、農村では裸足で働く子供たち。
何のために援助か?
なぜ我々は援助をするのか?
無力感にさいなまれます。
そんなこんなで、私の中で、いろんな思いがないまぜになっているのも事実です。
今年は、主としてバングラ国内の情勢を理由に、現地訪問は理事のみとし、一般公募はしませんでした。
理事3人だけの現地訪問となりますが、現地では、看護学校の建設が着実に進んでおり、また村ではジャパニ小学校の建て替え工事が順調に進められています。
ションダニメンバーの張り切り様が目に見えるようです。
日本から、現地訪問での交流が成果を上げることを願っています。

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コメント

今年の夏は全国的に異常な暑さに見舞われ、殊に福岡では、気象台開設以来の、記録的な「連続真夏日及び猛暑日」が更新されました。各地には豪雨禍による被害も報道されていますが、旱天続きの福岡では、先日、漸く、雨らしい雨が降りました。
さて、昨日のHPで、先生の「バングラ現地訪問」断念の弁を拝見致しました。「多形滲出性紅斑」と言う聴き慣れない病名の症状(痒み、腫れ)に、衷心より御同情申し上げます。先生が恒例の現地訪問を断念されたことは、関係者の大いなる失望を招くでしょうが、一日も早い御回復を祈念する次第であります。
先達て(3月以来)、小生が坐骨神経痛による歩行困難に陥った折には、先生に態々往診を御願いし、ご迷惑をお掛け致しました。御陰様で、F病院の整形外科で「腰部脊柱管狭窄症」と診断された左下肢部の症状(引き攣り、浮腫み)は、外科的手術を施すことなく、リハビリ治療によって略々恢復し、現在に至っております。傘寿を迎えた我が身の健康を喜ぶと共に、先生の御指導に感謝申し上げます。(英山華)

投稿: (英山華) | 2013年8月28日 (水) 11:08

英山華さん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
どんな病気であれ、健康でないというのは厳しい状態ですね。
今回は、仕事や日常の活動は休むことなく続けることができました。
でも、もし休まないといけないような状況だったら、と思うと・・・

ご心配いただき、ありがとうございます。
英山華さんの痛み、歩行困難も改善し、本当によかったですね。

投稿: にのもんた | 2013年8月28日 (水) 22:42

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