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2011年12月 1日 (木)

米沢ゼミ報告1

米沢慧さんを招いてのバイオエシックスセミナーを、3ヶ月に1回開いています。
中身の濃いゼミです。
なかなか報告ができないのは、中身が豊富すぎて、私の能力と時間ではまとめることができずに、また日常の診療その他の活動に追われて、時間が過ぎてしまうからです。

でも、今回から?少しでもまとめて、皆さんにも共有してもらおうと思います。

米沢さんから届いた案内文のご紹介から・・・

Img_1133


今月27日(日)のバイオエシックス研究会のテーマは

「 隣る(となる)人、そしていのちの在処(ありか)
    ―今日は死ぬのにもってこいの日―  」 です。 

下記のとおりご案内させていただきます。
転送大歓迎です。 どうぞ宜しくお願いいたします。 

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バイオエシックス研究会では、バイオエシックス(生命倫理)の考え方を基本として、
現代社会において医療や人権をどのように捉えて行動していくのかを学んでいます。
今月は、米沢慧さんを講師に迎えて「いのちを考える」セミナーシリーズVOL.9です。

日時: 2011年 11月27日(日) 午後2時~5時
会場: にのさかクリニック 福岡市早良区野芥4-19-34
会費: 一般1,000円 学生800円 主催: バイオエシックス研究会 
事前申込不要 直接お越し下さい 
お問い合せ: 医療法人にのさかクリニック TEL 092-872-1136 / FAX 092-872-1137

米沢さんからのメッセージはこちら↓です。

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  先ごろ受けとった二ノ坂保喜先生の新著『在宅ホスピス物語』から、たくさんの刺激をいただきました。

最大の感動と悦びは、いのち(死)に寄り添う人=隣る人の温かな眼差しと立ち居ふるまいであり、在宅で出合うそれぞれの人生のドラマであり、鼓舞するいのちのすがたでした。いいかえれば、ついに施設医療=病院に生誕と死をあずけてしまう文化が確立して、かつてのような患者中心の地域医療が崩れてしまったという事実が突きつけられことでした。そして、わずかに〈在宅ホスピス〉が人間的な老いと人間的な死を取りもどす拠り所になっているという現実の悲哀(そして怒り)でもありました。

 そして3.11から間もなく8ヶ月。たくさんの死者行方者をのみ込んだ東北に冬将軍がやってきます。

そんな被災地の皆さんの過酷さの前に佇みながら、「このカワイソウを分けてもらわないと生きていけない(杉良太郎)」ということばを噛みしめながらも、ふと〈いのち(死)の在処〉について考えます。

すると、「いつか どこかでまた会おう」とか「今日は死ぬのにもってこいの日」と語るネイティブ・アメリカンのいのち(死)へのメッセージが聞こえてきました。

 というわけで、11月のテーマはこの二つを強引に重ねて次のようになりました。

 ①「告知と非告知のはざまで」―『在宅ホスピス物語』から

(施設医療・地域医療のいま、そして「在宅ホスピス」の希望を考える)


②「いのちの在処」―死生観の源泉をさぐる試み

(フォレスト・カーター『リトル・トリー』から、「からだの心・霊の心」を読む)

今月もみなさんといっしょに考えてみたいとおもいます。 米沢慧


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米沢慧 (よねざわ けい)
■1942年島根県生まれ。評論家。早稲田大学教育学部卒業。
 都市論、建築論、家族論から介護論まで。
■編集者時代に岡村昭彦に出会い、岡村の運動を支え、没後もその遺志を継いで
 運動をつづけている。「AKIHIKOゼミ」主宰。岡村昭彦との関わりについて
 「出版編集者としての出会いと失敗、その後はフリーランスとして〈人生棒に振っていいという
 生き方がある〉ことを教わった気がします」
■近年は長寿社会のケアを考える「ファミリィ・トライアングルの会」を主宰。
 活動の一環として、東京・千葉・長野などで生命・看護・医療を考えるセミナーにも取り組んでいる。
■著書に『「幸せに死ぬ」ということ』『ホスピスという力』『往きのいのちと還りのいのち』、
 在宅ホスピス医 内藤いづみさんといのち・ホスピスについて交わした往復書簡『いのちのレッスン』など。
 最新著書は『自然死への道』(朝日新書)。  

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