気仙沼にて 2
1軒が2DK程度。一人暮らしには十分といったところですが、家族で住むにはとても狭い感じです。床の板が一枚で繋がっており、壁も薄く、作りも弱いので、隣の音も伝わってくるようです。走り回る子供のいる家では、気を使うことでしょう。
縁側はなく、南側のサッシの外に洗濯物を干しますが、体を外に出すような形で干すので、外に落ちる人がいるそうです。そういえば、縁側の代わりに、足台のようなものを置いている家庭があります。狭い家の中で、工夫して暮らしているのでしょう。
自治会組織もあるようです。
全体の自治会長さんがいて、各棟に班長さんがいるとのこと。
細かいことはわかりませんが、各家庭-班-面瀬住宅という形で一時的なコミュニティ作りがなされているようです。
人が暮らせばそこには、ごみが出て、いろいろな問題が出てきます。
それぞれの仮設住宅で、いろんな課題があることだと思います。
短期間のみ滞在する私たちには、それらを解決する手立てはありません。
ただただ、見守り、応援するだけです。
地震、津波でそれまでの生活を失った人たち同士が、全国の人々の支援を受けながら、新しい生活、新しい地域コミュニティ作りを進めてほしいと願うばかりです。
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