辻本 好子さん
明日はバングラデシュへ出発という今日。
大阪まで行ってきました。
辻本好子さんの、お別れの会。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0619/OSK201106180170.html
ささえあい医療人権センターCOMLを立ち上げ、20年にわたって活躍してきた方です。
8年前の乳がんを克服して、またご活躍だとおもっていたら、昨年からスキルス胃がんで余命1年だったとか。
うかつでした。知らなかった。
「賢い患者になりましょう」を合言葉に、電話相談、患者塾、病院探検隊などのユニークな活動、各地での講演会、執筆や出版活動など、文字通り飛び回っていましたね。
何度かお話を聞いたり、福岡でもCOMLの電話相談をやったりしたこともありました。
今日は、3月の震災直後に富山だったか?で行った講演のビデオが流れました。
久しぶりに拝見する辻本さんは、少しやせていましたが、話は相変わらずさわやかで、患者としての大きな経験をつんだ分、言葉に重みが加わっている感じがしました。
患者の側から医療者に望むこと、を最後のころは訴えていたようです。
月並みですが、惜しい人を亡くした、というのが実感です。
大阪国際会議場の3階イベントホールには、彼女を偲ぶ方たちが大勢参加していました。
後を引き継いだ、山口育子さんはじめ、COMLの皆さんを今後も応援したいと思います。
では、私は明日の午後、バングラデシュに旅立ちます。
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