« 在宅ホスピスを語る会~行橋から福岡へ | トップページ | 研修医の眼 »

2011年1月24日 (月)

在宅ホスピスを語る会

Sdscf2554_2 Sdscf2525 Sdscf2545_3

今日23日(日)は『在宅ホスピスを語る会』

在宅ホスピスを経験した人たちの話を聞き、在宅ホスピスに関してともに考えようという会です。大きな会ではなく、お互いが顔の見えるくらいの集まりで、在宅ホスピスを語り、そのすばらしさを知ると同時に、課題を明らかにしていこうというものです。

さて、今日は・・・・・・

第一部は、オカリナコンサート。

山の音楽家SHANAの心に響く演奏を、久しぶりに聞きました。

シューベルトのアベマリア、なごり雪、竹田の子守唄・・・などなど

第二部では、Kさん、Sさん、Eさんの3人にお話を伺いました。

Sdscf2570 Sdscf2577

3人は、にのさかクリニックや訪問看護ステーションはななどの在宅ホスピスケアを受けた患者の家族(遺族)の方です。
私(二ノ坂)とステーションはなの管理者の進藤さんが司会を務め、3人の話を引き出しました。

Kさんは70台の女性。
肺がんのご主人を在宅で見送りました。

「今でも主人と二人で暮らしている。」という言葉が印象的でした。

術後再発し、抗がん剤が効かなくなり、余命は1~2週間と告げながら、退院を強く希望するご主人を退院させない病院側。業を煮やしたKさんは知人を介してクリニックに相談に来ました。
Kさんの必死の思い、緊急性を感じて私は、すぐに行動を開始、

動きのよいケアマネージャと訪問看護師に依頼し、その日の内に退院となりました。

短い在宅期間でしたが、Kさんご夫妻にとっては「第二のハネムーン」以上のものだった、もし病院の言うとおり、帰らなかったら、帰れなかったら・・・とKさんは話しました。

3人に共通していたのは、在宅をはじめるにあたって、本人の意思を尊重した、だから不安は感じなかった、ということ。

それに、在宅ケアを大変だったとは思わなかった、ということも共通していました。

実際には毎日の生活をしながらのケア、病状が進むにつれて大変になるはずなのに、三人が三人とも大変さは感じなかった、と答えたのです。

Sさんは、奥さんのわがままを何でも聞いてやろう、と決めていた、といいます。
だから、どんなときも大変だとは思わなかった、と。

Eさんは、80台。さらに年上の夫とともに、50台の息子さんの在宅ケアを引き受けました。3年たった今でも、毎日涙が止まらない、と話しました。

会場には、3人と同じように家族を在宅で看取った方たち、それを支える医療、福祉関係者たち、地域の人たち。あわせて77名の参加でした。

会が終わってもしばらくは参加者同士の立ち話が続いていたのが印象的でした。

3人の話し手の方、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

|

« 在宅ホスピスを語る会~行橋から福岡へ | トップページ | 研修医の眼 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69958/50671007

この記事へのトラックバック一覧です: 在宅ホスピスを語る会:

« 在宅ホスピスを語る会~行橋から福岡へ | トップページ | 研修医の眼 »