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2010年12月31日 (金)

にのさかクリニック今年のできごと ①

2010年のできごとをふり返ってみました。

3回にわけて、ふり返ってみます。

1)在宅ホスピスのひろがり

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 在宅対象の患者さん、在宅ホスピスを希望する患者さん、そして在宅で看取った患者さんとも徐々に増えてきています。当院の在宅ホスピスの実績が認められたというばかりでなく、在宅への政府の誘導、国民の意識の変化など多くの要因があります。
数だけでなく、ケアの提供においても質の向上に努めています。看護師の確保と研修、ネットワークなども次第に発展してきました。

2)デイホスピス
Cimg0064在宅で過ごす患者さんは、外とふれあう機会があまりありません。特にがんなどで終末期を過ごす場合は、家族も介護にかかりきりで、自分の時間が持てないことがあります。そのような患者さんや家族のために、日中のケアを少しでも提供しようと、デイホスピスを初めて1年になりました。

まだ月に2回だけですが、ボランティアの参加もあり、また患者同士、家族同士の様々な出会いもあり、意義深いつどいになっています。

3)在宅ホスピスボランティアの活動

3年にわたって福岡県との協力で行ってきた「在宅ホスピスボランティア養成講座」の修了生が、現場で活動するようになりました。

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デイホスピスの運営、自宅での見守りなど、コンサートなどのイベント参加の支援、クリニック待ち合いでのボランティアなど色々な場面での活躍が見られるようになりました。

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