若者たち
チョンパさんと進藤さんの写真です。
チョンパさんは、カラムディ村出身で初めてダッカ大学に入学した大学生。
日本からの支援で勉強を続け、大学合格を果たしました。
手に持っている新聞は、6月1日の西日本新聞の記事で、彼女を支援している方の娘さんが、イギリスに留学するという紹介の記事です。お互いに支援したり支援されながら、学んでいる若者たちです。
隣に立っているのは、今回現地訪問に同行してくれた西日本新聞バンコク支局の、進藤卓也さん。
西日本新聞代表として、横に立ってもらいました。
さて、今日は村の大学生、高校生と訪問団との交流会をご紹介します。
ションダニ病院の前庭に、50名あまりの大学生、高校生が集まりました。
カラムディ村は、人口1万人程度の村ですが、大学生がすでに100人以上出ている、と言います。
教育には熱心な村だと聞いていはいましたが、100人とは。
大学ではそれぞれに夢を持って勉強しているのでしょうが、また問題も多くあるようです。
先生たちの都合で、授業が変更になったり、休校になったり、そのために留年になったり。
また、学生運動も活発で、そのためのストライキや留年も多いとか。
日本では、休みの間はバイトに精を出し、旅行に行ったり、目的を持って勉強したりしますが、彼らは休みに村に戻ってきても、バイトもないし、することがない、といいます。
村にインフォメーションセンターを作って、そこに本を持ち寄ったり、新聞を共同購入して読んだり、話し合ったりしたいという夢を語ってくれました。
そのほかにも、日本人の宗教について、バングラでの仏教の影響について、などいろいろな話題でにぎわいました。
終わった後も、あちこちで交流の輪ができ、英語で、ベンガル語で、時には博多弁での交流が続きました。
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