五ヶ山でオカリナ
まず、出演者から・・・
恒例の、「山の音楽家Shana」と、わたしたち「ひまわりFOUR」に加えて今年は、津軽三味線の高校生の名手とその祖父の民謡の歌い手が登場、ほかにも、 脊振村で主婦によるオカリナグループを作っている「マム・マム・マミ」の4人、さらにアラスカからアルゼンチンまで自転車で走破した西野旅峰(りょ・お) 君。それぞれに個性と音楽性の豊かな出演者が協力してくれました。
次に参加者・聴衆について・・・
出演者の豊かさばかりでなく、今回は参加者(聴衆)も多彩です。
在宅ケアを受けている患者さんや家族は、なかなか外に出かけたり、コンサートに出かける機会に恵まれません。デイホスピスを始めて、ボランティアが活発に動き始めたので、今回は当院の在宅ケアを受けている患者さん、家族の方をお誘いしました。
患者さんとご家族を含めて、10名ほどの方が参加してくれました。
市街地から1時間近くかかる山の中にある「五ヶ山豆腐店」
そこまでの移送は、家族またはボランティアの役目です。
患者さんや家族の状況に応じて、きめ細かに予定を立てて送迎します。
中には、体調や気分不良のために、当日キャンセル、という方もあります。
また、寒くなる予測だったので、患者さんが風邪を引いたり、疲れないような気配りも必要です。
幸い、思った以上のいいお天気に恵まれ、むしろ私は日焼けしたほどでした。
当院で見ている在宅患者さんを、一緒にお世話をしている訪問看護ステーションスタッフが連れてきてくれたのもありがたいことです。昨年から協力してくれています。
在宅や外来患者さんの中で、遺族の方の参加も見られます。
オカリナの音色は、そのような方たちの心に特にしみいるように感じます。
大分や長崎などの病院や診療所など、当院といろいろな連携を持っている所からも毎年参加していただく方がいます。ありがたいことです。
さて、最後になりましたが、協力者の方たち・・・
準備に関わってくださった、地域の方たちやバングラデシュと手をつなぐ会のメンバーたちの献身的なご協力には感謝の言葉もありません。
案内チラシの作成、当日のプログラムの作成、参加呼びかけ、バングラデシュの民芸品や紅茶の準備・販売・・・
目立たない、でも大切な仕事をこつこつと支えてくれた方たちがいます。
全ての皆さんに、心から、感謝。。。。
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