いのちはレントゲンにうつらない
市内の中学校の「社会人講話」で話をしました。
いろんな職業の人が来て、話をし、生徒たちは希望の教室に行って、話を聞きます。
ケーキ屋のおじさん、美容院のお兄さん、栄養士のお姉さん?などいろいろな方が10名あまり来ていました。
私は、今年で3年目になります。
40人ほどの生徒を相手に、2回話をしました。
病院(一般的な医療機関という意味)では、医師、看護師だけでなく、いろいろな人が働いていること、それに在宅ホスピスでどんなことをやっているのか、ということを中心に30分ほどの話、そして質問タイムです。
医師として、特に在宅ホスピスで患者さんたちと向き合ってきた中で、感じたこと、考えたこと、学んだことを話しました。
その中で、
「いのちはレントゲンにうつらない」
というバングラ出身の医師スマナ・バルアさんの言葉を紹介しました。
生徒たちは、特に今年は熱心に聞いてくれたように思います。
医師や看護師になりたいという子どもたちもいました。
話していて、私の言葉がしみ通っていくように感じられる子たちもいました。
後日、送ってくれた感想文には、「いのちはレントゲンにうつらない」という言葉が心に残った、という子どもたちがたくさんいたのが、うれしかったです。
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