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2009年3月 7日 (土)

「これ以上人のために奉仕することはできない・・」

といって死にたい、と語る谷口巳三郎氏の言葉に強い衝撃を受けた。

今日は、西日本国際財団の『アジア貢献賞』の授賞式。
バングラデシュと手をつなぐ会が、昨年の福岡市市民国際貢献賞に続いて受賞した。
会場のホテル日航福岡で行われた授賞式に、4名の理事と一緒に参加した。

アジア貢献賞は、当会の他に、タイで里親活動を行っている「くるんて~ぷの会」(原田君子代表)と、学校で外国の子どもたちとの交流活動をすすめる「香椎浜小学校PTAフレンズ委員会」(谷口朋子代表)「香椎浜小学校・親子日本語教室よるとも会」(古賀美津子代表)。
他に、Kid's大賞の2団体と、10周年記念特別賞の授賞があった。

表題の言葉は、10周年記念特別賞を授賞した谷口巳三郎氏の言葉。

谷口氏のことは、「タイとの交流の会」のページに詳しい。
実はずいぶん以前から彼の名前は聞いていて、一度お会いすることができれば、と思っていた。タイの北部の農村で、農業開発を通しての国際交流を30年近くにわたって続けて来られた方だ。
一年のほとんどを現地で過ごし、熊本に残っている奥様が支援のための会で資金集めをしているというご夫婦だ。
巳三郎氏は大正12年生まれで、すでに80代も後半。
やせてはいるが、ピンと背筋を伸ばして、情熱を込めて話される。

受賞の言葉の時、「この30年近くの活動を10分で話せというのが無理な話だが、誤解を恐れずに本質的なことだけを話す」といって始めたスピーチの最後の言葉が、

「私は死ぬときに、こう言って死にたい―もうこれ以上人に尽くすことはできない―と。」

こんなにも深い思いを抱いて、タイの寒村で黙々と事業にいそしむ人がいることに心からの感銘を受け、また誇りに思った。
それに比べると(比べることすらおこがましいが)私たちの活動などほんとにちっぽけで、薄っぺらな気がしてならない。

NGO活動の理論やシステム作りも重要だが、今日はNGO活動の真髄を見せてもらった気がした。


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