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2008年11月 4日 (火)

しあわせの村で

11月1日(土)~2日(日)は、神戸・しあわせの村で『在宅緩和ケア実践セミナー』が行われました。
日本ホスピス・在宅ケア研究会主催で、年に2回開かれていますが、今回は初めて、宿泊研修でした。実は、昨年福岡で一日の研修を行い、次回は一泊でやりたいと思い、福岡での開催も考えたのですが、諸般の事情で実現できず、神戸での開催となりました。

会場のしあわせの村は、神戸市街から30分ほど山の方に入った、広々とした敷地に、m宿泊施設や、日本庭園、キャンプ場、温泉、芝生の広場などがゆったりと配置された、大人も子どもも、高齢者も障害者も楽しめるすばらしい施設です。
実際私たちの研修中も、たくさんの老若男女がしあわせの村を楽しんでいました。

さて、このしあわせの村に、全国から集まった35名の参加者。
医師、看護師、ケアマネージャ、ボランティア・・・いろんな立場の人たちの集まりです。
2日間、楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。

第一日目。
十和田市立中央病院院長の蘆野吉和さんが「在宅ホスピスケアにおける症状緩和治療の実際」(Ⅰ、Ⅱ)で、患者の痛みやその他の症状を取る治療法を、具体的かつ詳細に話してくれました。
続いて山口大学医療環境学部教授の谷田憲俊さんが、「在宅ホスピスにおける倫理的問題」という難しそうなテーマをおもしろく、興味深く話してくれました。

夕食、入浴で一休みした後、和室に集まって交流会。
ピーナツなどをつまみ、ビールやお酒を飲みながら交流を深めます。
自己紹介が始まると、あちこちからツッコミが入り、なかなか次の人に進みません。
さらに、紹介はそっちのけの議論も始まり、30人ほどの自己紹介に、二時間あまりかかりました。その後も和気あいあいと話が進み、翌日は二日酔いで、講義中に居眠りする人も・・・

二日目は、前日に続いて谷田教授の「在宅ホスピスケアに必要なコミュニケーションスキル」です。フランスのジャック・サロメのコミュニケーション論を訳した「幸せを呼ぶコミュニケーション」の内容を中心に、”言葉に出さない日本文化”という認識は間違っている、とか、”コミュニケーションは命に関わる”ということを、実例を挙げながら話しました。

午前中の後半は、私(二ノ坂)が、「地域緩和ケア支援ネットワーク」「臨死期の援助と死亡および死亡診断書の書き方」をテーマに話をしました。
地域緩和ケアのネットワークの必要性、全国各地に様々なモデルが生まれていること、そして、福岡での実践について触れてみました。

午後からは、シンポジウム「地域緩和ケア支援ネットワークにおける各職種の役割」です。
在宅療養支援診療所(大頭信義さん)、訪問看護ステーション(松本京さん)、ケアマネージャ(加藤長年さん)、保険薬局(安積容子さん)の4人が、それぞれの立場の役割について考察を延べ、その後全体のディスカッションでした。
この頃にはすっかり二日酔いも覚めた私と、谷田さんがコーディネータを務めました。
それぞれの役割と同時に、相互の風通しをよくすること、フットワークを軽くすること、患者・家族の漠然とした不安を受け止め、具体的な情報を提供することなど、実践的な提言がなされました。
全国から集まると、いろいろな情報や視点を得ることができます。
今回も、各地の地域ネットワークの考え方、やり方などを知ることができ、今後の福岡の活動にも大いに役立つと感じることができました。

準備に当たってくださった事務局の皆さん、ご苦労様でした。

次回は、2月14日(土)~15日(日)に鳥取県は米子で開かれる予定です。
皆さん、どうぞご参加を。

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