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2008年7月28日 (月)

コミュニティケア(千葉大会報告3)

大変遅くなりましたが、千葉大会でのポスター発表の報告です。
当院からは、2題出題しました。
看護師の金崎の「在宅療養支援診療所の看護師の役割と今後の課題」と
私(二ノ坂)の「在宅ホスピスからコミュニティケアへ」の2題です。
Chiba200802s   Chiba200801s
写真は、(左)一日目の発表の金崎看護師。
(右)2日目の二ノ坂の発表のパネルの前で、理事長の大頭さんと一緒の写真です。

金崎の発表は、在宅の分野で訪問看護ステーションが発展し、かなり自立した訪問看護を行うようになった中で、診療所の看護師がどのような役割を果たすべきか、というテーマです。
医師の指示の元で働く、という看護師の役割があると同時に、患者・家族の側に立って独自の動きも必要になってくるという在宅の現場。

診療所の看護師は、両者の中間的立場にあり、医師の考え、方針をより身近に捉えることができると同時に、患者・家族の生活への配慮、心理への共感も持ちうる立場にある、という利点を生かしていきたいというものでした。
しかし、まだまだ中途半端な立場であることや、診療所内での意思疎通の困難さなどを課題としてあげていました。

私の発表は、この10年余りの在宅ホスピスの活動の中で、感じたこと、学んだことを率直に出しました。
この間に、300人余りの方を看取り、ホスピスケアを行った方全体では約500名になります。その結果、現在では、かつて看取った方の家族が依頼に見えたり、その地域の方が新たな依頼者となって来ており、明らかに在宅ホスピスの普及、広がりを感じます。

在宅ホスピスを体験した家族は、その経験や思いを人々に伝えたい、共有したいという思いを持っています。それを、ボランティア活動やその他の活動に生かし、地域の中でケアが広がっていくことが出来れば、という願いを述べたつもりです。

どちらの発表も、患者さんの写真を多用して、できるだけ多くの方に見ていただきたいとおもって、ポスターを作りました。

発表自体は短い時間でしたので、わずかな方たちとしか接触できませんでしたが、私たちなりに、考えを整理し、次のステップにつながるものだったのではないかと思っています。

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