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2007年11月26日 (月)

サイクロンと患者さんたち

バングラデシュのサイクロンの被害は大変でしたねえ。
先生の行っている、なんとか村は大丈夫でしたか?

近頃毎日のように、患者さんたちから声をかけられます。
15日に発生した、ベンガル湾のサイクロンによるバングラデシュの被害がマスコミで報じられています。
私が毎年バングラデシュに出かけていることを知っている多くの患者さんから、声をかけていただいています。
時には、通勤途中に見知らぬ方から、声をかけられることもあります。

今、診察室の机に、10円玉の一杯入ったビンがあります。V6010012_2
4年前に四国から娘のいる福岡に転居し、それ以来私のクリニックに通院していた方です。私のしたことは、彼女の話を聞き、できるだけ薬を減らしたことです。
以前より元気になりましたが、高齢には勝てず、次第に歩行困難となり、車椅子での通院となり、最近は在宅での訪問を行っていました。
その方が、先日自宅でお亡くなりになりました。
その朝まで意識がしっかりしており、娘さんやお孫さんたちからオムツの世話をしてもらった直後に、意識がなくなり、そのまま静かに息を引き取りました。

診察室の机の上の10円玉の貯金箱(ビン)は、彼女が福岡に来たときからはじめたものだそうです。少しずつためて、一杯になったらバングラデシュ支援の活動に寄付しようとこつこつとためてきたものだそうです。
ビンの半分少したまったところで、彼女は天国に旅立ちました。
彼女の心を、この貯金箱を通して、バングラデシュに人々に伝えたいと思います。

私たち「バングラデシュと手をつなぐ会」の活動が、このような人々の温かい支援に支えられていることは、本当にありがたいと思います。
外務省や大きな団体の助成金も大切だし、ありがたいものです。
しかし、私がケララで学んだように、人々の日々の志、募金がもっとも確実で、最大の効果を生む支援活動だと思うのです。

本当にありがとうございます。

なお、バングラデシュと手をつなぐ会では、バングラデシュのサイクロン救援募金を始めました。福岡在住のバングラデシュ人留学生の活動と連帯して、募金活動を行います。
皆さんのご協力をお願いいたします。

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