愛ちゃんのこと(バングラ報告4)
2003年の現地訪問の後、東京の大学で保健師の勉強をし、そして協力隊に応募、今年念願かなってバングラに来ることができました。
今回私たちの現地訪問に当たり、カラムディ村まで出かけてきてくれました。
すっかりバングラの衣装がなじんだ愛ちゃん。
・・バングラデシュの医療で日本が見習った方がいいこともありました。それは患者のそばにいつも誰か家族がいるということです。日本では処置やお産のときはたいていの家族は外でまっていますが、バングラデシュでは家族の目の前で行われていました。・・・病院だけでなく、普段の生活の中でも家族の結びつきが固いな、と感じました。・・・日本が経済成長をしていく途中で見失ったり、意図的に捨ててしまったりした大切な文化を、バングラデシュが発展するときには大切に守っていって欲しいと思いました。
援助について考える時つい私たちは一方的に「教える、与える」という考えになりがちですが、ともに考え、ともに学ぶという姿勢が必要だとあらためて感じました。・・・
2003年現地訪問の後の、愛ちゃんの感想文です。
19歳のときにバングラデシュに触れた愛ちゃんが、今バングラデシュの空の下で活躍しています。
愛ちゃんにエールを送ります。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント