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2006年12月10日 (日)

マイウエイ

9日(土)、すばらしい歌声を聴いた。
心に染み入る、「マイウェイ」の歌声・・・

いま船出が 近づくこの時に ふとたたずみ 私は振り返る

  遠く旅して 歩いた若い日よ すべて心の決めたままに

愛と涙と ほほえみに溢れ いま思えば 楽しい思い出を

  君に告げよう 迷わずに行くことを 君の心の決めたままに

私には愛する歌があるから 信じたこの道を 私は行くだけ

  すべては心の決めたままに・・・・・・・

9月に最初にお会いしてから、一度その歌声を聴いたみたいと思っていたが、ようやく実現した。

場所は、「認知症の人と家族の会」福岡支部の講演会場。
歌い手は、「私、バリバリに認知症です」を出版し、医師、作業療法士と一緒に全国で講演をしている大田正博さん。

講演は「認知症と明るく生きる」をテーマに、太田さんと、彼の主治医菅崎弘之医師、作業療法士の上村真紀さんの3人の掛け合いで、面白おかしく、時に真剣になりながら進む。

日本福祉大学を卒業、福祉行政に関わってきた太田さんが、数年前から認知症を発症、すがさきクリニックにかかるようになった経緯、告知をめぐっての医師や本人の葛藤、デイケアに通いながら過ごす笑いの日々、認知症を認めながら全国を講演して回るようになる経緯などを、太田さん本人の言葉を大事にしながら、聴衆に伝えてくれた。
「痴呆患者」と呼ぶことで、痴呆>その人らしさ となり、本来その人の持つ一側面として痴呆がある、つまり その人らしさ>痴呆 という当たり前のことを、私たちが認識できなくなってしまうこと。その人らしさを知るためには、その人の話をたくさん聞くこと、家族の声を聞くこと、生活の場を知ること。など、当たり前だが、胸を打つ言葉の数々。

太田さんの明るい発言は、9月に最初に話を聞いたときよりも元気に聞こえた。
植村さん、菅崎医師の温かくてユーモアのある言葉。

そして、講演の最後に、前述の「マイウェイ」

大学時代合唱団に属した太田さんの声は、会場に響き渡り、強く強く、私の心に響いた。
今彼は、誰も歩いたことのない道を、医師やセラピストや、家族や、聴衆のサポートを受けながら歩き続けている。そんな彼の「マイウェイ」だった。

私も、自分なりの「マイウェイ」を歩いて行きたい。

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